【振袖トラブル解決法】原因とお直し方法を伝授!


振袖を着た時の一番の心配は着崩れですよね。
着崩れをしないための注意事項、そもそもなぜ着付けが崩れてしまうのかをご紹介!先に知っていれば万が一、着崩れてしまっても予防と対策ができるから安心。
1.補正ができていない
和装を着用するときは、できるだけ体の凹凸を少なくして「寸胴」になることが大切です。
昔の女性たちは胸にさらしを巻いて、着用をしていたくらいに体の凹凸をできる限り少なくします。こうすることにより、格段に着崩れにくくなり着物の着姿がとっても美人になります!
しかし、現代において「さらし」を巻いて着物を着用する方はほとんどいません。お祭りの服装で巻く方くらいでしょう。今、楽な洋装下着になれてしまっている私たちにとって「さらし」は苦しくてたまらないと思います。
そんな、お助けアイテムがこちら‼
【和装ブラジャー】
私たちが現代つけているブラジャーは、胸のカタチをきれいに見せる構造をしており「おさえる」というより、どちらかといえば「盛り上げて形を整える」つくりになっています。
しかし、このお助けアイテムの和装ブラジャーは、それ自体に補正パットがついているので「胸をおさえる効果」があります。これがあれば、現在で着物を着用するときのタオルの枚数の補正としても少なることができます。
左が和装ブラジャーを付ける前、帯に胸がのってしまっています。
しかし、右は和装ブラジャーをつけるとすっきり!着姿がきれいに見えます!
これぞまさしく、着物美人!!
和装ブラジャーのメリット
着物をきたときの息苦しさを軽減させる役割があります。
普通のブラジャーは、ワイヤーが入っているためその上から着物を着て紐や帯をしめると、紐が当たったりとかなり苦しくなってしまう可能性があります。
一方で和装ブラジャーは、ワイヤーが入っていないために安全で苦しくなりにくいです。
というのは、帯は胸の上に着つけます。
そのため、ワイヤーなどの固いものが胸の上にあると危ないです。また、胸の補正をするためにタオルを入れるのでワイヤーで胸がきれいに形が保たれているとタオルの枚数をより多くいれる必要があり紐で押さえると、より紐で苦しくなる可能があります。
だからこそ、その可能性を軽減することと和装ブラジャーを着用しておけば、タオルの枚数を減らし補正を省略できる更なるポイントがあります!
洋装ブラジャーのように、毎日使用するものではないので1枚持っていれば安心!
2.動機や所作の大きさ
しっかり着つけたはずなのに「襟元が開いてくる」「裾が広がる」というトラブルが生じたとき、もしかしたら動作が少し大きすぎるのかもしれません。
着物を着た時の歩き方
少し内股気味で、歩幅狭くすることが良いです!
一本戦の上を歩くようなイメージをすると歩き姿もきれいに見えます。また、できる限り腕を偏りも上にあげないようすることもポイントです!
上からつられているように背筋を伸ばしましょう。これらの所作は、身についていると着崩れを防ぐだけでなく、着物姿をより一層美しく見せてくれます。
時間が経っても崩れないラインを手に入れてくださいね。
成人式当日の所作については、こちら!↓↓クリック↓↓
3.胸元がはだけたら?
着物は。肌着・長襦袢・重ね襟・着物の順番で重ねて着付けを行っています。
「長襦袢と重ね襟」あるいは「重ね襟と振袖」の間が良く乱れて浮いてしまうことがあります。
慌てて襟を引っ張って、均等な感覚になるように直すことが多いですが、それだと治るどころか他の場所にたるみやしわができてしまいます。
では、どうすれば綺麗に直すことができるのでしょうか?
着物には、両脇どちらにも「身八つ口(みやつぐち)」という元から縫い合わせた状態にした状態の空間が空いている部分があります。
その身八つ口の左から手を入れて「下前」(着用時に下にくる前身ごろのこ)の襟先を引っ張ります。その後、下前の処理が終わったら、上前つまり「襟」をなおしつつ「おはしょり(帯の下に出ている部分)」の衿先を下に引っ張って整えれば完了です。
胸元のゆるみをきれいに直すことができます!
これで万が一着崩れても安心!
なぜ、衿元が崩れる?
衿元に携帯を挟んだり、衿が詰まったような気がして引っ張ったりしていませんか?
携帯は手荷物かかばんに入れるかにして、衿元に挟むことはやめましょう!
4.帯が下がってきたとき
帯の締め方が甘かったり、補正が足りていなかったりすると、だんだんと帯は下がってきます。下がった帯は上にあげて直しますが、このあげ方にもポイントがあります。
ただ、帯を上に引っ張り上げるだけでなく、下から上に持ち上げることがポイントです!
順番としては
帯の下に両手を差し込んでぐっと持ち上げた後、今度は帯の上をもって引き上げると元の位置に戻しやすくなります。
何度直しても落ちてくる場合は
小さめのタオルやティッシュ(綿花)を帯の下に差し込むと、腰回りのゆるみが解消されて、帯が下がりにくくなります!
もし、帯揚げにもたるみがでてしまったら、差し込み部分にたるんだ帯揚げを入れ込み調整をしましょう。
5.上前が下がってきたとき
振袖を着つける際にきれいに見えるように、上前をやや斜めに上がった状態で着つけますが、階段を登り降りをするうちに裾を踏んづけてしまうと、上前がだんだん下がってきてしまいます。
下がってきた目安
草履に着物がかぶっている状態。
この状態はかなり危険です。
そんなときは、下がった部分だけを上に引き上げますが、それだけではたるみができてしまうので余った部分はおはしょりの下に隠します。
おはしょりの下に腰ひもが巻かれているので、余った部分を紐に挟み込み落ちてこないようにしっかり押さえましょう。
最後に
せっかくの晴れ舞台である成人式。
いかに振袖をきれいに着つけても「着崩れ」が起きてしまうことは多々あります。ご自身で着崩れを治せるように・着崩れないように注意することも大事です!皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
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