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四日市店
【振袖のお履物】「草履」がよくて「ゲタ」がよくないワケ ファーストステージ四日市店
振袖と時のお履き物といえば「草履」ですよね。
振袖に関わらずフォーマルなお着物の装いには、草履が欠かせません!!
振袖用草履の多くはバッグとセットになっています。
ですが、似たようなものとして「ゲタ(下駄)」という言葉もよく耳にしますよね
『ゲゲゲの鬼太郎』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で主人公が履いているような
「二枚歯下駄」を思い浮かべられる方も多いかと思いますが、
女性用の下駄のデザインを見ると、
先ほど挙げた「草履」と近いデザインのものもとても多いです
ですが、振袖の足元に下駄はほとんど使われません。
なぜ「草履」なのか、
どのような基準で決められているのか。
今回は詳しくご説明いたします!!
①振袖の履物は「フォーマル」なものを選ぶ
~実は西洋の文化が起点~
②和装に合わせられる履物
~「草履」との違い~
③振袖用の草履は何を基準に選べばいいのか
~注意するポイント~
以上3つの内容でお送りします♪
①振袖の履物は「フォーマル」なものを選ぶ
~実は西洋の文化が起点~
振袖は成人式・卒業式などの式典のほか、
結婚式の参列などでも着用できる「礼装」です。
「礼装」についてのご説明は、こちらのブログをご参照ください。
→「振袖は『礼装』です」
その振袖に合わせ、「フォーマルな履物」として選ばれるのが草履。
ただし、草履の中でもフォーマルなものとカジュアルなものがありますのでご注意ください。
こちらについて詳しくは「③振袖用の草履は何を基準に選べばいいのか」でご説明しますが、
振袖に、ぺたんこではなくかかとの高い草履が用いられるのは、
洋装で平らな靴ではなくヒールの高い靴を履くのと同じ理由なのです。
日本に「フォーマル(礼装)」の考えが入ってきたのは、
西洋文化が入ってきた明治時代と言われています。
それまでもきものと場に合わせたマナーはあったものの、
明確にきものの「フォーマル」「カジュアル」の基準が設けられたのは明治時代頃からだとされています。
ですので、それ以前は「振袖には草履」のような明確な決まりはなかったと考えられています。
②和装に合わせられる履物
~「草履」との違い~
和装に合わせる履物としては「草履」「雪駄(男性用)」「下駄」の三種類が主に挙げられます!!
「草履」
芯材に布や革、エナメルなどを巻き付け、重ね、底と天(足に触れる部分)を成形したものです。
芯には「通し」(草履の全体に1枚あるタイプ)と「半月」(草履の後ろ半分に1枚あるタイプ)があり、
この芯をそれぞれ何枚使っているかによっての作りの違いがあります。
画像の赤いお草履は「通し」の芯で3枚使用しています。
「雪駄」
男性の履物。
草履の1分類としても扱われます。
1枚芯があり、「草履」との違いとしては、
かかとに金具があり、下に革を張って固定していることが挙げられます。
表面は畳地(ビニールなどでそのように見せているものもあります)。
婚礼などの正式な場では白の鼻緒を使用します。
男性の成人式で袴を着られる場合の履物もこの雪駄。
「下駄」と同じ「駄」という字は、「履物」を意味しています。
男性の成人式袴についてはこちらをご参照ください♪
「下駄」
カジュアルな履物として扱われることが多い履物。
木でできた台に鼻緒を通すための穴が三つ空いています。
浴衣などに合わせて裸足で履くのが一般的な使われ方です!
先ほど、フォーマルな場では草履を使うとお伝えしましたが、
「畳地」の物に限り、フォーマルな装いにも合わせることができます♪
ただし、床やじゅうたんを傷つけてしまうことや、
音が鳴りやすいことなどから、
フォーマルな場には草履を選択されるケースが多いようです。
③振袖用の草履は何を基準に選べばいいのか
~注意するポイント~
①でもチラッとお話をさせていただいたとおり、
草履の中にもフォーマルなものとカジュアルなものがあります!!
成人式ではブーツを履かれる方も増えてきていたりもして、
足元のファッションの多様化が進んでいますが、
お草履のフォーマル・カジュアルの意味合いを知っておくと、
お草履をよりお洒落に履きこなせるうえに、
成人式以外の場でのお草履の選び方も見えてくるかと思います♪
~ポイントはこちらの4点~
・お着物によって草履の選び方が違う
・素材によって格が変わる
・かかとの高さによって格が変わる
・振袖では草履とバッグの素材を統一する
●お着物によって草履の選び方が違う●
同じフォーマル用の草履でも、
振袖では鼻緒も柄が入ったものなどが多く使用されますが、
留袖では金や銀の豪華なもの、
セミフォーマルの訪問着では白や金・銀などで色の統一されたもの、
など、お着物によってお草履の選び方が変わってきます♪
●素材によって格が変わる●
フォーマルなお草履として一般的に使われるのが、
エナメル・畳表・佐賀錦など
カジュアルなものではウレタン・布などがよく使われています!
●かかとの高さによって格が変わる●
フォーマル用のお草履は5~6cm、
カジュアル用のお草履は3~5cmで選ばれるのが一般的です♪
●草履とバッグの素材を統一する●
振袖用の草履は、コーディネートの一部として、
帯の色などに合わせて選びます!
また、バッグと草履の素材を統一するのが一般的です!
振袖用のお草履の多くが単品ではなく、バッグとセットで販売されているのもこの理由なんですよ♪
いかがでしたでしょうか?
今回は着物をきっちりフォーマルに着るための「草履」についてご説明させて頂きました!
お悩みのこと・ご不明な点がございましたら、
ぜひファーストステージにご相談ください♪♪
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成人式には、男性の着物もあるんです!
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