男性の「袴」についてご紹介！お祝いで着られる男性の「袴」って？

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2023.4.12

四日市店

卒業袴・男性袴

【卒業にも成人式にも！】男性の「袴」って？　ファーストステージ四日市店

成人式の時に袴を着るかスーツを着るか悩まれてる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回はそんな方に男袴の魅力をたっぷりお伝えしていきます！！

きっと皆さんも成人式に袴を着たくなりますよ♪

男性のお祝い着として着られるこの「袴」

聞いたことや見たことはあるけど実際どういう物なの？

分からない方も多いのではないでしょうか？

①男性の「袴」と呼ばれるのは「羽織袴」のこと

袴や羽織を着用せず、着物を着ただけの状態を「着流し」と呼びます。

女性の場合は振袖など、格式の高い着物を着てお祝いの席に臨むことができますが、
男性の場合、どれだけ格式の高い着物だけを着ても、
成人式や卒業式には不向きと言われています。

着物に紋の付いた羽織（上着）と袴（下半身にはくスカート状の着物）を合わせることで
お祝いの着物（礼装）として成立するのです。

ブライダル　和装

男性の場合、婚礼にも使われるもっとも格式の高い着物が「黒紋付」。
色の他、紋のつけかた、生地などにも決まりがあります。

成人式や卒業式で男性が着られるのは、
黒紋付よりも略式の「色紋付」。
いろいろな色から選んでいただくことができます。

②女性の「袴」との差は？

ご卒業式では女性の袴姿が人気です♪

袴　桜

「袴」というのはこの画像だとピンクの、スカート状のお着物のこと。
「袴」という言葉自体が指しているのは下半身の部分のことなのです。
上の着物は振袖の一種である「二尺袖」や、成人式と同じ「振袖」、

「訪問着」などを合わせることもできます。

一方で、男性のお祝い事での「袴姿」というときには着物に羽織と袴を両方合わせる必要があります。

この差はなんでしょうか。

実は女性の卒業式での袴は明治時代以降の女学生のスタイルを参考にしたものと言われています。
明治時代、女性が椅子に座って教育を受けるようになり、着物がしわになりやすかったために、
宮中の女性の仕事着であった「緋袴」などをもとにした袴の姿が流行していたとされています。
卒業式に流行したのは1990年代頃、大学生の間で流行したのがはじまりといわれています。

一方で、男性の成人式や卒業式での袴は、武家での礼装を元にしたもの。
本来は股の部分で袴が別れる「馬乗り袴」（ズボン状）が使われていましたが、
裾捌きのしやすい女学生の形状を参考にした「行燈袴」（スカート状）が取り入れられ、
現在、レンタルで見られる袴はほとんどが「行燈袴」になっています。

③まとめ

男性のお祝い着として「袴」と呼ばれるのは武家での礼装を元にした「羽織袴」のこと。
「袴」とひとことに言っても、男女でルーツの違いがあり、
時に相互に関わりながら、発展してきたのです。

ファーストステージ四日市店では、