乾燥・皮脂も怖くない!肌質別・振袖メイクの崩れ防止テクニック


成人式や前撮り撮影、家族との大切な一日。せっかくの振袖姿を、メイク崩れで台無しにしたくないですよね。
今回は、振袖メイクを美しく保つための「崩れにくいベースメイク作り」をテーマに、肌質に合わせた下地の選び方やファンデーションの塗り方をご紹介します。
化粧下地で肌を整える|メイクの持ちを左右する大事なステップ
ベースメイクの土台となる「化粧下地」は、振袖メイクにおいてとても重要。
特に長時間にわたる成人式や前撮りでは、メイクの持ちをよくするためにも、下地選びは慎重に行いましょう。
肌質に合った下地を使い分けよう
肌によって下地を使い分ける必要がある理由は、肌質ごとに抱える悩みや状態が異なるためです。下地は「メイク崩れ防止」のカギを握る存在です!ようするに、自分の肌に合ったものを使うことで、より美しく長持ちする振袖メイクが叶います!
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乾燥肌の方には
保湿力が高く、しっとり感のある下地を。
肌がカサついてしまうと、ファンデーションがうまく密着せず、ヨレやすくなります。
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オイリー肌の方には
皮脂を抑えるマットタイプの下地がおすすめ。
特にTゾーンや小鼻周りなど、テカリやすい部分には皮脂コントロール効果のある下地を使いましょう。
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混合肌の方には:
部分的に異なる下地を使い分けて。
たとえば、頬は保湿タイプ、額や鼻周りには皮脂抑制タイプを使うことで、バランスの良い仕上がりに。
写真映えも意識して
成人式や前撮りでは、自然光やフラッシュの下でも肌がきれいに見えることが大切。
さらに、毛穴をカバーし、肌のトーンを均一に整える機能がある下地を選ぶと、写真写りもアップします。UVカット効果のあるものだと、屋外の移動時も安心です。
自分の肌質、どう見分ける?
下地選びの前に、自分の肌質を正しく把握することが大切です。以下を参考に、ご自身の肌特徴をチェックしてみましょう!
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乾燥肌
洗顔後や冬場にカサつきやすく、粉をふいたようになる
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脂性肌(オイリー肌)
テカリやすく、化粧がすぐに崩れる
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混合肌
Tゾーンはテカリやすく、Uゾーン(頬・あご)は乾燥しがち
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普通肌
特に乾燥やテカリの悩みが少ない、バランスのとれた肌質
なぜメイクは崩れてしまうの?その原因を知ろう
振袖メイクは長時間の着用や写真撮影を想定しているため、いつも以上に“崩れにくさ”が求められます。しかし、朝は完璧だったメイクが、式典の途中や撮影中に崩れてしまうことも……。その主な原因は以下の通りです。
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皮脂の分泌:緊張や暖房の影響で皮脂が過剰に出てしまい、ファンデーションが浮いたりヨレたりすることがあります。
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乾燥:たとえば、1月の成人式は空気が乾燥しやすく、肌の水分が不足して粉吹き状態になることも。
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擦れ・接触:着物の襟元やマスクの着脱によって、メイクがこすれて落ちやすくなります。
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涙や汗:感動で涙が出たり、移動中に汗をかいたりすると、特にアイメイクが崩れやすくなります。
原因を把握したうえで、それぞれに合った「正しい直し方」を知っておくことが大切です。そして、原因を知ったうえで事前に化粧品の選ぶポイントや使用方法もお伝えしちゃいます!
ファンデーションの選び方と塗り方のポイント
化粧下地の次に大切なのがファンデーション。振袖メイクでは、肌にピタッと密着する「崩れにくさ」と「写真映え」を兼ね備えたものを選びましょう。
ファンデーションの選び方
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リキッドファンデーション
しっかりカバーでき、密着力が高くおすすめ。
さらに、軽い仕上がりのものや重たい仕上がりのものまで幅広。
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クッションファンデーション
ツヤ感を出したい方にぴったり。下地との相性も大切に。さらに、万能機能盛りだくさん!日焼け止め・スキンケア・化粧下地・ファンデーションがこれ一つで完了!
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パウダーファンデーション
皮脂が気になる方や、ナチュラルな仕上がりが好みの方に。
なんど、洗浄力が高くないクレンジングでも十分に落とせるため負担軽減!
崩れにくく仕上げる塗り方
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スポンジやブラシを使って、ファンデーションを薄く均一にのばす
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頬→額→鼻→あごの順で、中心から外側へ向かってなじませる
- テカリやすい部分にはフェイスパウダーで軽く抑える
厚塗りにならないよう注意し、自然な透明感を残すことが写真映えへの近道です。
メイク崩れをきれいに直す!部位別のリタッチ術
どれだけ上手にメイクができても、少しのよれや崩れると気になりますよね。具体的に、お出かけの時や成人式・振袖を着ているとき。そんな時は、常に可愛くありたい!メイク崩れをきれいに直す方法をご紹介!
■ ベースメイクがヨレた・粉を吹いたとき
【ヨレている場合】
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ティッシュで浮いた皮脂を優しく押さえる。
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さらに、綿棒でヨレた部分のファンデーションを軽くオフ。
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薄く乳液をなじませて肌をならし、再度ファンデーションを重ねる。
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仕上げにパウダーを軽くのせてフィット感をアップ。
【粉吹きしている場合】
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乾燥部分に保湿ミストを吹きかけ、ハンドプレス。
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保湿力のあるクリームファンデーションを少量のせる。
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仕上げにフェイスパウダーはごく薄く。絶対、厚塗りはNG!
■ アイメイク(アイライン・マスカラ)がにじんだとき
なぜか、涙がでてしまう。ウォータープルーフのはずなのに、アイライナーがにじんでしまった。そんなときどうしていますか?例えば、綿棒やコンシーラー・パウダーを外出時に持っていれば改善できます!
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綿棒やコットンでにじんだ部分を軽くオフ。
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コンシーラーでクマや影を整え、明るさを戻す。
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ウォータープルーフタイプのアイライナーやマスカラでお直し。
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パンダ目予防のため、下まぶたにはパウダーを軽くのせると◎。