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【女の子の着物といえば】成人式と七五三の着物の違いって? ファーストステージ四日市店

女の子が着物を着るお祝いといえば!

七五三と成人式が真っ先に挙がるでしょう。特に、7歳の七五三で着る着物は、

袖が長く、帯を使って着付けるため、成人式の振袖と似た特徴を多く持ちます。

 

(3歳の七五三は帯をせず、被布と呼ばれるベストのような着物を上に着るのが一般的です)

成人式に向けて振袖を試着したときなどに、七五三の時を思い出される方も多いのではないでしょうか。




上が7歳の七五三着物、下が振袖。



全体の雰囲気は似ていますが、よく見ると違うポイントも。

今回は、「女の子のお祝い着物ツートップ」七五三7歳のお着物と、成人式の振袖での違いや、
コーディネートの違い、役割の違いなどをご説明いたします!


1.着物の種類の違い

~子どもの着物は生地の長さで決まる~

 

2.コーディネートの違い

~各所にさまざまな時代のなごりが!~

 

以上の内容でお送りします。


1.着物の種類の違い

~子どもの着物は生地の長さで決まる~


成人式で女性が着る着物は、
「振袖」と呼ばれています。

着物はどれも、袖の下部(袂、たもと)が垂れ下がっています。

「振袖」と呼ばれる着物は、この袂が長く(「振り」と呼びます)、袂の端が膝よりも低くなるのが特徴です。

 

成人式で着られる振袖は、この振袖の中でも「中振袖」と呼ばれるものです。

ふくらはぎぐらいの高さに振りの端が来るもの(約95cm)をいいます。


「中振袖」は振りがくるぶしぐらいの長さ(約95cm)で、
成人式をはじめとした式典などに使われます。
一般に「振袖」と呼ばれるのはこの中振袖です。

「中振袖」のほか、「大振袖」「小振袖」というものもあります。

「大振袖」は最も格式が高く、婚礼に使われます。
くるぶしぐらいまで振りがあり(約110cm前後)、その長さも特徴の一つですが、
袖や裾に綿が入っているのが大きな特徴。

引きずるほどの長さで、華やかさもNo.1です。

「小振袖」は振りが膝ぐらい(約85cm)のものを指します。
「二尺袖」とも呼ばれ、明治~大正時代の女学生が着用していました。

その流れから、卒業式の袴と合わせて着用されることが多い振袖です。

明治~大正時代の女学生が着用していた袴スタイルが
卒業式で着用されるようになるまでの流れについては、
こちらの記事で説明しています。
【卒業式と成人式】「袴」ってなに? どうして袴を着るの?

ちなみに、数え十三歳のお祝いである「十三参り」では、
小振袖が着用されることも多いです。

一方、七五三7歳のお祝いで着用される着物は、
「四つ身」と呼ばれます。


振袖をはじめとする着物は、「一反」(約12メートル)の長い布を裁断して作られます。
「一反木綿」という妖怪の名前でも有名ですね。

一方で、七五三7歳で着用される「四つ身」は、
「身長の四倍の長さの布」を裁断してつくられます。

また、肩の部分に「肩上げ」と呼ばれる縫いが入っているのが特徴です。


これは、「四つ身」が4~12歳前後の間、
子供の成長に合わせて、

サイズをこの肩上げで調整して使われていたためです。

 

大人と認められていた13歳からは、肩上げのない、大人の着物を着用するのです。

 

ちなみに、赤ちゃんから二歳ぐらいまでの間の着物は「一つ身」と呼ばれます。

赤ちゃんの「お宮参り」で使われるのもこの一つ身。

他の着物に見られる「背の部分の縫い」がなく、赤ちゃんの成長に合わせて肩上げや腰上げをして着用されていました。

 

2.コーディネートの違い

~各所にさまざまな時代のなごりが!~

振袖の着用には袋帯と重ね衿、帯揚げ、帯締めなどを使用します。

七五三での四つ身の着用にも、同じようなコーディネートを使用しますが、加えて必要な小物があります。

・はこせこ

まず衿元に入る「はこせこ(筥迫)」。箱型の装飾品です。

このはこせこは七五三のほか、婚礼の時に衿元に入れられます。

はこせこというのは、江戸時代、武家の女性が鏡や櫛、懐紙、お守りなどを収めて持ち歩いていた小物入れです。びら簪と呼ばれる簪を上面に収めることもあります。

 

・しごき

帯の下部に結ぶ飾り帯です。

後ろから見た際には、リボン型の結び目が特徴的です。

こちらの画像では黄緑のしごきが使用されています。

着物はかつて、「お引きずり」と呼ばれる着方で、着物の裾を下ろして着用されていました。(婚礼の際の打掛や、「十二単」を想像していただくと分かりやすいかと思います)

室内ではその状態でも問題ないのですが、外出する際には、この裾を上げなければ裾が汚れてしまいます。そこで裾を上げるのに使われていたのが、このしごき。

現代の着用では裾の長さが合うように「おはしょり」を作ることが一般的で、お引きずりをするのは婚礼の際などです。

七五三でもおはしょりを作り、裾を合わせて着用しますが、しごきはその名残で現在も使用されています。

 

・末広

帯締めに差す扇です。

婚礼や、留袖の着用でも使われますが、

婚礼で使用する際や留袖で使用する際は、帯と帯揚げの間に差します。

扇そのものが末広がりの形を表し、縁起物とされますが、扇ぐのに使用するのはマナーに反するとされています。

 

いずれも振袖のコーディネートにプラスの要素として使用されることもありますが、一般的には使用されないことが多いです。

 

このように、四つ身では振袖で使われない小物も追加されるんですね。

七五三よりも装飾は減りますが、帯揚げを多く出したり、より豪華なものを使用されるのが振袖。

七五三の時よりも大人な自分自身を目指して、コーディネートにお役立ていただけましたら幸いです♪


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