成人式振袖着る理由 柄の意味(ファーストステージ富雄南店)


成人となったことを祝う「成人の日」。
2025年は1月13日となっています。
成人の日の歴史は1948年7月20日、国民の祝日に関する法律により、
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」との趣旨で制定されたものです。
日本で最初の成人式は、1946年11月22日に現在の埼玉県蕨市で開催されたものとされます。
1945年の太平洋戦争敗戦で、日本全体が意気消沈していたため、青年たちを励まそうと始められたものだそうです。
これに日本国政府が影響を受け、成人の日制定のはこびとなりました!
成人の日がつくられた当初は1月15日で祭日でしたが、
2000年の祝日法改正(通称:ハッピーマンデー法)より1月の第2月曜日とされています。
振袖はただ見た目が美しいだけではなくさまざまな意味合いと歴史があります。
・振袖が未婚女性の第一礼装だから
現代の成人式では振袖を着てお祝いをすることが一般的です。
明治時代から、未婚女性の第一礼装は振袖とされてきたことが由来と言われています。
日本では古くより、成人の儀礼をさまざまな形で行われてきました。
武家の男子は元服や褌祝(ふんどしいわい)、
公家の女子の場合は藻着や結髪などを行い、わかりやすい変化で成人を迎えることで、
成人したことを意識させる意味もあったようです。
成人式に振袖を着る意味
冠婚葬祭の冠にあたる部分が成人式で、
日本の4大儀式のうちのひとつにあたり人生の節目ともいえるでしょう。
普段の装いとは違う華やかな振袖を着ることで、自分が大人になったことを自覚するとともに、
家族などへ成長した姿を見せ感謝を伝える意味があります。
振袖はなぜ長いのか
振袖は小袖という袖の短い着物から変化したと言われています。
江戸時代の前期から袖の長さが徐々に長くなりました。袖が長くなったひとつの理由は、
「舞台上で踊りを披露した際に袖が長いと所作が美しく見える」からと言われています。
袖の長さは1600年代は55~95cmで、1800年代後半は95~122cm、
現在の最も袖が長い大振袖は約114cm。ここ420年間で約20~60cm長くなりました。
しかし袖の長い振袖は日常生活に使用するのには向いておらず、
特別なときの晴れ着として着用されるようになりました。
そのため振袖は江戸時代から明治時代にかけて未婚女性の第一正装として浸透しました。
・「振る」という意味もあります
日本では古くから「振る」仕草には厄を払う、お清めなどの意味があります。
成人式で着用する振袖には身を清めるという意味合いもあります。
江戸の踊り子が舞台上で、袂(たもと)を前後に振ると求婚拒否、
袂を横に振ると求婚を受け入れるの意味で用いられていました。また袖にすがることを哀れみを請う、
袖を振ると愛情を表すなど、これらの感情表現の動きを未婚の女性が真似して流行したそうです。
なお既婚女性の場合は袖を振る必要がなくなるため、長い袖部分を詰めて短くし、留袖にしていました。
現代では恋愛において使われる「振る」「振られる」という言い回しありますが、
振袖が由来ではないかと言われています。
成人式に着る着物の柄や色にも意味があります。どのような意味があるのかご紹介しましょう。
色が持つ意味
着物の色には、それぞれ異なる意味があります。
自分が着たいと思う色を選ぶのももちろん良いですが、意味を知っておくと選び方が変わってきます。
・赤、青、黒、白は神聖な色
・桃色は恋の予感を表す色
・黄色は太陽や光など明るいイメージで周りの雰囲気を明るくしてくれる色
・緑は調和の象徴とされる色
・紫は高貴で神秘的な色
このように、色によって表現するものが変わるのです。振袖選びの参考にしてみてください。
柄が持つ意味
柄にも一つ一つ意味があります。
振袖にはお祝いごとに有名な「吉祥文様」がたくさん含まれています。
その中でも一部紹介していきます。
・鶴
鶴は、長寿や生命力の高さを表す象徴で、
おめでたい文様です。幸せを運ぶ鳥ともいわれているため、成人式にも最適です。
・松竹梅
松竹梅は、寒さや逆境に負けないことを表しています。
竹は成長、梅は女性の強さを表現していることから、美しい花を咲かせる女性に成長できるという想いが込められています。
・亀甲紋
亀の甲羅に由来する文様です
。娘の健康を願う両親の思いが込められた文様とも言われています。
・束ね熨斗
たくさんの熨斗を束ねることから、多くの人から祝福されているというとても素敵な意味があります。
また、人と人とのつながりや長寿という意味があります。
この他にも、子孫繁栄の象徴である唐草紋、
円満や調和などの意味が込められている七宝、
長寿を象徴する菊などがあしらわれた振袖があります。
柄の意味を知っていると、選び方の幅も広がるでしょう。
成人式で振袖を着るのは、大人への階段を上るという意識を持つという意味があります。
振袖は未婚女性が身に付ける衣装の中でも最も格式が高い第一礼装なので、
成人式には最適な衣装だと言えます。
そんな振袖には様々な柄があり、健康や長寿、子孫繁栄などの意味が込められているのです。
柄は非常に豊富なので、どれを選んだら良いか迷ってしまう人もいます。
ファーストステージ富雄南店では実際に見ながら着物を選ぶことができるため、
振袖選びで悩んでいる方は、お気軽にご相談ください!!
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