成人式の振袖姿、帯結びで差をつけよう✨

成人式の振袖姿、帯結びで差をつけよう✨

振袖姿を誰よりも華やかに、印象的に仕上げたいなら――それを叶える鍵は「帯結び」にあります。振袖は、他の和装と比べて色柄も豊富で華やかな分、帯結びも大胆かつ多彩なアレンジが楽しめるのが魅力です。カワイイ系、カッコイイ系、エレガント系など、なりたい自分を帯で演出することができます。成人式という一生に一度の晴れ舞台だからこそ、後ろ姿までとことんこだわって、自分らしさを表現しましょう。

なぜ帯結びがそんなに大事なの？

振袖の主役は振袖の「柄」や「色」と思いがちですが、実は全体の印象を大きく左右するのは帯結びです。特に成人式では、写真や周囲の視線が集まるのは前よりも「後ろ姿」。この後ろ姿を決定づける帯結びのデザインは、シンプルすぎると物足りなく、派手すぎるとアンバランスに見えてしまうこともあります。そのため、自分の雰囲気や個性、着る場面に合わせて、帯結びもコーディネートの一部として意識することがとても大切です。

基本の3スタイルを押さえてイメージをつかもう

帯結びの基本となる形は「文庫結び」「お太鼓結び」「立て矢結び」の3つです。ここから着付師がアレンジを加え、自分らしいスタイルに仕上げていきます。

可憐で清楚な「文庫結び」

文庫結びは、リボンのような可愛らしい形が特徴。古くから武家の女性に親しまれた伝統的な帯結びで、蝶々のようにふんわりと広がった姿は、優雅で女性らしい印象を演出してくれます。可愛い雰囲気を目指す方にはぴったりで、前撮りや写真撮影にもおすすめです。

上品で王道の「お太鼓結び」

お太鼓結びは型崩れしにくく、落ち着いた印象が魅力。成人式や結婚式など格式ある場でも安心して着こなせる、最もオーソドックスな帯結びです。お太鼓のアレンジで有名なのが「ふくら雀」。丸みのある立体感があり、可愛らしさと気品を兼ね備えています。縁起の良い意味も込められていて、晴れの日にふさわしい帯結びとして皇族の方々にも選ばれています。

凛とした大人っぽさ「立て矢結び」

立て矢結びは、すっきりと縦のラインを活かした構成で、スタイリッシュでかっこいい印象を与える帯結びです。江戸時代の大奥に由来し、働く女性たちが機能性を重視して生み出したスタイルといわれています。シンプルながらも立体的で迫力があり、大人っぽく洗練された雰囲気を目指す方にぴったりです。

帯結びの「選び方」にもコツがあります

帯結びは自由に選べるように思えますが、実は着付師の技術や帯の長さ、着る人の体型によって、できる帯結びと難しいものがあります。特にアレンジを多用する場合は、帯の素材や長さが仕上がりに大きく影響するため、希望の帯結びを実現するには、事前にしっかりと相談することが大切です。SNSやカタログの画像を参考に、「こんな感じにしたい」というイメージを着付け師に伝えることで、理想の振袖姿に近づけます。

シーン別に帯結びを変えて楽しむという選択肢も

一度きりの成人式だけでなく、前撮り・卒業式・結婚式のお呼ばれなど、振袖を着るシーンは意外と多いもの。だからこそ、帯結びをシーンごとに変えてみるのもおすすめです。

例えば、

• 前撮りでは可憐な文庫結びで華やかに

• 成人式当日は格式高いふくら雀で上品に

• 友人の結婚式では立て矢結びで大人っぽく…

と、帯結びによって同じ振袖でもまったく違った印象を楽しむことができます。

一生に一度の思い出を、自分らしい帯結びで

成人式は一生に一度の特別な日。その姿を見た家族や友人、写真に残る自分自身が「素敵」と思えるような、こだわりのコーディネートを完成させたいものです。振袖の色柄を選ぶのと同じくらい、「帯結び」にも注目してみてください。自分にぴったりの帯結びを見つけることで、振袖姿がもっと楽しく、もっと魅力的になりますよ。

ファーストステージ ならファミリー店では、帯結びのご相談も承ります🎀

私たち「ファーストステージ ならファミリー店」では、お一人おひとりの振袖スタイルに合わせて、帯結びのご提案を行っています。経験豊富な着付け師が、ご希望や体型に合ったアレンジを丁寧にアドバイスいたします。「こんな帯結びがしてみたい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。成人式が、あなたにとって最高の一日になるよう、全力でお手伝いいたします。