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四日市店

【着物の違い】付け下げと訪問着はどう違う? ファーストステージ四日市店

「大人の着物」として幅広い場面で着用できる着物として、「訪問着」「付け下げ」の二種類が挙げられます。

この二種類の着物は似たような立ち位置として扱われることも多いですが、

「訪問着」と「付け下げ」はどう違うの? どう使い分けたらいい? そんな疑問にお答えしますよ!

 

 

1.着物の見分け方

~見た目の特徴からできる区別とは~

 

2.着物の使い分け方

~「格」とは~

 

3.「付け下げ」と「訪問着の違い」

~略式の訪問着として登場したのが付け下げ~

 

以上三つの内容でお送りします!

 

1.着物の見分け方

~見た目の特徴からできる区別とは~

 

成人式の「振袖」や卒業式で袴に合わせる「二尺袖」(小振袖とも呼ばれます)などで、

初めて本格的に着物に触れる方も多いかと思います。

もっと身近なところでいえば「浴衣」なども着物の一種ですが、さまざまな着物の種類は、

どのような違いで見分けることができるのでしょうか。

 

主なところでいうと、

・裏地の有無や生地の違い

・袂の長さ

・柄の付け方

 

などで区別することができます。

 

・裏地の有無や生地の違い

 

着物には二枚の生地を縫い合わせることで裏地のある「袷(あわせ)」と、

一枚だけを使う「単衣(ひとえ)」に分けられます。

 

主に6~9月ごろの、暑い気候に合わせて着るのが、軽くて風通しの良い「単衣」で、

それ以外の時期に着るのが、しっかりとした「袷」とされています。

 

訪問着・付け下げや、振袖、二尺袖など、よく目にされるきものの多くは袷ですが、

袷だけでは暑い時期を過ごせないので、袷と単衣、二種類が季節によって使い分けられていたのです。

 

また、浴衣の仕立て方は単衣と同じで裏地を用いていませんが、

浴衣は着用の際に肌襦袢の上に直接着用するのに対し、

単衣はさらに長襦袢を着用するため、衿元に長襦袢の半襟が覗く状態になります。

単衣の中にはフォーマルな場で着用できるものもありますが、

浴衣は完全にカジュアルなものとして扱われます。

 

また、生地によっても分類されます。

 

訪問着や付け下げ、振袖など、格の高いフォーマル寄りの着物は正絹が使われることが多いですが、

最近ではポリエステルが代用されることもあります。

レンタル用としてお店で見られる二尺袖などは多くがポリエステルです。

 

カジュアル向けの着物には木綿や麻、ウールなどが用いられることが多いです。

最近では、デニム生地の着物なども登場しています。

 

・袂の長さ

 

着物の特徴の一つとして、袖の下部(袂、たもと)が垂れ下がっていることが挙げられます。

この袂は訪問着や付け下げなどでは45~60cm前後で、腰のあたりに袂の端がきますが、

「振袖」と呼ばれる着物は袂が長く(「振り」と呼びます)、袂の端が膝よりも低くなるのが特徴です。

 

成人式で着られる振袖は「中振袖」と呼ばれ、
ふくらはぎぐらいの高さに振りの端が来るものをいいます。

「中振袖」のほか、「大振袖」「小振袖」というものもあります。

「大振袖」は最も格式が高く、婚礼に使われます。
くるぶしぐらいまで振りがあり(約110cm前後)、その長さも特徴の一つですが、
袖や裾に綿が入っているのが大きな特徴。

引きずるほどの長さで、華やかさもNo.1です。


「中振袖」は振りがくるぶしぐらいの長さ(約95cm)で、
成人式をはじめとした式典などに使われます。
一般に「振袖」と呼ばれるのはこの中振袖です。


「小振袖」は振りが膝ぐらい(約85cm)のものを指します。
「二尺袖」とも呼ばれ、明治~大正時代の女学生が着用していました。

その流れから、卒業式の袴と合わせて着用されることが多い振袖です。

明治~大正時代の女学生が着用していた袴スタイルが
卒業式で着用されるようになるまでの流れについては、
こちらの記事で説明しています。
【卒業式と成人式】「袴」ってなに? どうして袴を着るの?

・柄の付け方

ここまでは付け下げと訪問着で特徴が一致する内容ばかりでしたが、

この「柄の付け方」が付け下げと訪問着の大きな違いでもあります。

 

訪問着は縫い目を跨いで繋がった柄(絵羽模様)を構成するのに対し、

付け下げは縫い目をまたいで繋がる柄がなく、控えめな柄が多く見られます。

これは付け下げが一枚の布(反物)の状態で染められているのに対し、

訪問着は白生地を仮縫いしたあとで染められているためです。

 

柄が着物の縫い目をまたいでいるかどうかは、染め方の違いでもあり、

縫い目を跨ぐ絵羽模様は技術としても

より高度なものとされているのです。

 

訪問着のように絵羽模様を構成する着物としては、振袖や留袖など、格式の高い着物が挙げられます。

付け下げのように、縫い目に接しないように柄が配置されているものとしては、同じパターンを繰り返す「小紋」と呼ばれる柄の付け方もあります。

 

2.着物の使い分け方

~「格」とは?~

 

1.の中でも少しご説明した通り、着物には、種類や柄、生地などによって「格」があります。

式典など、かしこまった場ほど、格が高い着物が礼装として着用され、格が低い着物ほど、おしゃれ着や普段着としてカジュアルな場面に着用されます。

 

また、礼装は既婚・未婚によって区別があり、

未婚女性の第一礼装は振袖、

既婚女性の第一礼装は黒の留袖とされています。

それ以下、格が下がっていくにつれ、準礼装、おしゃれ着・普段着として扱われます。

訪問着は準礼装として扱われることが多いですが、

付け下げは、準礼装に近いですが、カジュアルな着物として扱われます。

この違いについては3.でご説明いたします。

 

付け下げよりもカジュアルな着物(普段着)としては、紬の着物などが挙げられます。

 

3.「付け下げ」と「訪問着」の違い

 

1.で外見の特徴については触れた通り、付け下げは縫い目に柄が接しないのが特徴で、

訪問着は縫い目をまたいで柄が繋がる「絵羽模様」を構成するのが特徴です。

 

そもそも、付け下げとは、戦時中に贅沢なものを禁じられたために訪問着の代わりとして作られた着物。

そのために、現在でも柄も控えめなものが多く見られます。

付け下げは「略式の訪問着」としての役割が強いため、

準礼装である訪問着よりも少し格が下がるとされています。

 

 

以上、訪問着と附下についてご説明いたしました!
いろいろな種類の着物があるので、ご興味をお持ちの方はぜひぜひ調べてみて下さいね!

 


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