振袖着付小物のご紹介♪~松井山手~
お着物の着付けにはたくさんの小物がいるんです![]()
お母様のお振袖を着て成人式に行こうと
お考えの方もいらっしゃると思います!
成人式当日着付小物が足りなくてお着付けができない
なんてことになったらとっても大変ですよね![]()
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着付の小物ってたくさんあって何が必要なのか分からないという方も
多いのではないでしょうか?
なので今日は着付けに必要な小物についてご紹介させていただきます![]()
ぜひ参考にしていただけたらと思います♪
~小物紹介~
まず1つ目は、肌襦袢と裾よけです。
肌襦袢と裾よけが繋がったワンピースタイプのものもあります

肌襦袢
着物を着るときに必要な下着のことであり、いわゆる肌着ですね。
着物は着用後にすぐに洗うことが難しいですが、
汗や皮脂をそのまま放置するとシミやカビなどの原因になってしまいます![]()
着物と肌が直接触れるのを防ぐために肌襦袢を着ることで、着物の汚れを防ぎます。
肌襦袢は綿などの汗を吸収しやすい素材で作られていることが多く、
お家の洗濯機で洗うことができるのでお手入れが簡単です![]()
また、肌着である肌襦袢は上に着物を着た時に
袖や衿が外から見えないようなつくりになっています。
薄手の素材で、白や薄ピンクなど目立たない色のものが主流です!
裾よけ
長襦袢の汚れ防止、下半身の保温などの重要な役割があります![]()
裾除けをきちんと着ると、歩く時の裾さばきがとても良く歩きやすくなります。
2つ目は、足袋です。

着物の靴下にあたるのが足袋です。
草履の鼻緒に指の間ではさんで履くために指先が二股に分かれています。
3つ目は、腰紐です。
こちらは4本~5本必要です。

腰紐は着付けの要となる重要な役割があります。
着物だけでなく長襦袢にも使いますし、時には補整で使ったりすることもあります。
腰紐でしっかり着付けをすることで着くずれを防ぎ
さらにお着物の裾線を綺麗につくれば、美しいきもの姿でご着用いただけます![]()
ウェストベルトでも可です◎
4つ目は伊達締めです。
こちらは2本必要です。

伊達締めは幅約10センチの薄い帯状のものです。
長襦袢に1本着物に1本、合計2本使うのが一般的です。
長じゅばんのときは衿合わせを安定させるために
着物のときは衿合わせを安定させ、
おはしょりの底をまっすぐに整えるために使用します
5つ目は、コーリンベルトです。
伸縮性のゴムの両端にクリップが付いているというシンプルな作りです。
着物の衿や折り上げたおはしょりを押さえて着崩れしにくくしたり、
着付けが楽にできるように補助する役目をしてくれます![]()
6つ目は、衿芯です。

長襦袢に縫い付けた半襟に入れて、襟の形を整える役割を果たします。
着物の襟元がピンと立っているのはこの衿芯が中に入っているからです
プラスチック製のものがほとんどです!
7つ目は、前板です。

前板とは帯を締める際に、胴の前部分に着用し、
前帯のシワを防ぐ帯の芯のようなものです。
前板を使用することで、帯の胴をすっきり見せてくれます。
帯がヨレるのを防いでくれ、また締まりすぎも防止してくれます![]()
8つ目は、後板です。

前板よりも小さく、振袖などで飾り結びをする場合
後の帯も綺麗にしわのないようにする場合に使用します![]()
9つ目は、三重仮紐です。

三重紐は三本の平たいゴムが重なっていて
その両端にゴム幅と同じ幅の紐がついたものです。
袋帯の帯結びを華やかにしてくれるだけでなく、
いろいろな形を作るときに役立つアイテムです![]()
10つ目は、帯枕です。

帯枕とは、帯を形づくる土台になる部分です。
帯を締めるときに背中部分のお太鼓の形をふっくらと整える和装小物です!
11つ目は、フェイスタオルです。
補正で使うので5枚必要です。

着物の着付けでは胸元と腰周りに補正をおこないます。
体の凹凸をなくすために必要なアイテムです。
着付け師の基本は補正からというくらい
着付にとって補正は本当に大切です![]()
最後に、和装ブラジャーです。

着物用の下着ですね。
昔はさらしなどを巻いて胸を押しつぶしていましたが
和装ブラジャーがあればその必要もなく
とても綺麗なお着付ができます![]()
さきほど胸元にも補正を入れると書きましたが、
和装ブラジャーがあればタオルを入れなくても
補正の機能をしてくれます。
お嬢様が少しでも楽に着付けをするための必須アイテムです![]()
着物は、洋服の時と違って、寸胴に着るほうが美しく見えます。
ですので、補正が大変重要になってくるのです![]()
和装ブラジャー自体に補正が施されていると紹介しましたが、
洋装のブラジャーとは違うところにパットが入っています。
それは、胸の上の鎖骨あたりです。
そこにパットが入っている事によってタオルで補正しなくてもよくなります。
もしくは、2枚補正タオルを使っていたところを1枚で済むというように、
お嬢様自信がもっと楽にきていただけることができるのです!
以上が振袖着付けの際に必要な小物類になります![]()
お母様の着物があるからと安心していて、成人式の直前に、小物がない!!??となることも多いです。
早めにの準備をおすすめします

