成人式に振袖を着るのはなぜ?

今回はなぜ成人式に振袖を着るようになったのでしょうか?
当たり前のように成人式=振袖と思っていると思いますが
なぜ着るようになったのか?と聞くと意外と知らないという方が多いです。
実は日本では当たり前に振袖を来ていますが、外国には振袖を着るという文化はありません!
日本のみの伝統文化でもあります。
~成人式のルーツ~
ルーツとしては埼玉県で行われた青年祭です。
太平洋戦争が終結した時に、これからを担っていく若者を励ますという
目的で開催されました!
この様子をみた政府が、若者一人一人が大人としての自覚をもつためには
祝福すべきだと考え、成人式が始まったんです
実際に埼玉県蕨市では、今も成人式ではなく青年祭といっているそうです
昔の成人の儀式として、数え年で12歳〜16歳の男の子は時代劇でもお馴染みの「元服」を、女の子は「裳着」がそれにあたります
~成人式で振袖を着るのはなぜ?~
〈 第一礼装 〉
振袖は、未婚女性が身に付ける衣装の中でも、最も格式高い第一礼装になります
振袖を身に付けることは、大人になる自覚をもつということを意味しています。
〈 厄祓い 〉
日本では、振るという動作は魔を払うという意味を持っていると言われています。
袖の長い振袖を着ることによって、「病気や厄に憑りつかれることなく人生を歩んでほしい」という願いも込められているのです。
また、昔は振袖の袖を振ることで、求愛を示していたそうです。
いかがでしたでしょうか?
知らなかったことがたくさんあったと思いますが、これを知っておけば、お友達にも自慢してお話しできますね!