1980年代~現在までのファッションの流行りと振袖の流行りまとめ


1960年代~現在までのファッションの流行りと振袖の流行りまとめ
流行りは時代と共に変化していきます。
振袖も同じです。
そこで、1960年代から今までの振袖の流行りを、
各時代のファッションの流行りと共に振り返ってみたいと思います。
振袖を持っているお母様は必見!
こんな時代だったなあと懐かしめること間違いなし!
振袖の歴史
振袖は、日本の伝統的な女性の着物の一つであり、その歴史は古く、奈良時代(8世紀)に遡ります。
奈良時代
奈良時代には、貴族や貴族の娘たちが振袖のような長い袖を付けた着物を着用していました。この時代の振袖は、上流階級の女性が装いの一部として、特に重要な場面で着用されていました。
平安時代
平安時代(9世紀から12世紀)になると、振袖のデザインや着用方法がさらに洗練され、贅沢な素材や装飾が用いられるようになりました。この時代には、振袖は貴族社会における女性の地位や身分を象徴する重要な要素となりました。
江戸時代
江戸時代(17世紀から19世紀)に入ると、振袖のデザインや着用方法が一般の女性たちにも広まりました。振袖は結婚式や婚礼などの特別な行事で着用されるようになり、地域や時代によって様々なスタイルが生まれました。
明治時代~昭和時代
明治時代(19世紀後半から20世紀初頭)になると、西洋の影響が強まり、日本の伝統的な服装が衰退する中で、振袖も一時的にその人気が低下しました。しかし、昭和時代(20世紀前半から後半)に入ると、振袖は再び注目され、成人式や結婚式などの特別な行事で着用されるようになりました。
現代
現代では、振袖は伝統的な装いとしてだけでなく、ファッションアイテムとしても人気があります。特に成人式や結婚式などのイベントでの着用が一般的ですが、最近では写真撮影やイベントなどでも振袖が用いられることが増えています。
昭和時代から注目されていた振袖
昭和時代には、振袖が再び注目されるようになりました。その背景には、日本の経済成長とともに中流階級の女性たちが成人式や結婚式などの特別なイベントに振袖を着用する文化が復活したことがあります。
昭和初期から中期にかけては、戦後の混乱から立ち直り、経済の発展が進みました。この時期には、成人式や結婚式などの伝統的な行事が再び重要視されるようになり、振袖がそのような特別な場面での装いとして再び人気を博しました。
特に、1950年代から1970年代にかけては、振袖のデザインや着用方法が多様化し、若者の間で振袖が流行しました。昭和の時代には、伝統的な柄や色だけでなく、新しい素材やデザインが取り入れられ、より個性的な振袖が登場しました。
また、テレビや雑誌などのマスメディアの影響も振袖の人気に貢献しました。有名な女優やアイドルが振袖を着用し、ファッション雑誌やテレビ番組で紹介されることで、若者の間で振袖が注目されるようになりました。
このようにして、昭和時代には振袖が再び注目され、成人式や結婚式などの特別な場での着用が一般化し、振袖は日本の伝統的な装いとして根付いていきました。
ここから、年代別振袖の流行りについて紹介していきます。
1960年代の流行り
1960年代は、経済成長とともに若者文化が盛り上がり、洋風のファッションや文化が日本にも広まる時代でした。そのため、振袖のデザインも従来の伝統的なものから洋風の要素を取り入れる傾向が見られます。
色や柄
1960年代には、明るい色合いが流行しました。ピンクやイエロー、水色などのパステルカラーが振袖の主な色として人気でした。振袖の柄は、花柄や抽象的なデザインが一般的でした。特に大胆な花柄や幾何学模様などが人気で、柄が大きくはっきりとしたものが好まれました。
モダンなアレンジ
1960年代の振袖は、伝統的な要素とモダンなデザインが融合したものも多かったです。例えば、和柄に西洋風の装飾を組み合わせたり、洋風の生地に和風の模様をプリントしたりするなどのアレンジが見られました。
ビッグヘアが髪型の流行
1960年代は、ヘアスタイルにボリューム感が重視されました。ビッグヘアや高いアップスタイルが流行し、ヘアスプレーなどを使って髪を固めてボリュームを出すスタイルが人気でした。一方で、短いボブやショートヘアスタイルも流行しました。特にモダンな印象を与えるショートヘアは、若い女性たちの間で人気がありました。カールやウェーブを活かしたスタイルも一般的でした。ナチュラルなカールやウェーブを活かしたヘアスタイルが、女性らしい雰囲気を演出するために人気でした。
目力アップメイク
1960年代のメイクでは、目元の強調が特徴的でした。アイラインを太く引いたり、マスカラを多めに塗ったりして、目力をアップさせるメイクが流行しました。太めの眉毛を描くことで、モダンで力強い印象を演出。また、リップを強調することで華やかさや女性らしさをアピールするメイクが主流でした。
これらの要素が組み合わさり、1960年代の振袖は洗練されたデザインや斬新な色使いが特徴的であり、若者の間で大きな人気を博しました。
1970年代の流行り
1970年代は、日本だけでなく世界中でファッションや文化が多様化し、カウンターカルチャーが台頭する時代でした。そのため、振袖のデザインも従来の伝統的なものから新しいスタイルや要素を取り入れる傾向が見られます。
ポップな色使いやアクセントカラー
1970年代は、鮮やかなカラーが流行しました。特にオレンジ、ピンク、イエロー、ターコイズなどのポップな色合いが振袖の主な色として人気でした。 一部の振袖では、明るいベースカラーに対して対照的な色をアクセントとして使用するデザインが見られました。例えば、黒や紫などの濃い色を使って、柄や装飾を際立たせるスタイルです。
和洋折衷のデザイン
幾何学模様や抽象的なデザインが流行しました。独特なパターンやグラフィカルな柄が振袖に取り入れられ、モダンで洗練された印象を与えるものが多かったです。また、和服の素材や柄をモダンなアレンジで取り入れたり、西洋風の装飾を加えたりすることで、新しいスタイルの振袖が生まれました。伝統的な和の要素と西洋風のデザインが融合したものが多いのが1980年代の特徴です。
ナチュラルな美しさを重視しつつ、華やかさや個性も大切にするメイク
薄いファンデーションや薄いリップカラー、自然な眉などを強調するメイクが一般的でした。肌の透明感を生かした清潔感のあるメイクが特徴です。アイメイクは薄いアイシャドウや、マスカラを控えめに塗り、まつ毛を自然な長さに仕上げることがポイントでした。アイラインは、目を大きく見せるために引かれることがありました。しかし、ナチュラルなメイクを重視する傾向があったため、アイラインは薄く引かれることが一般的でした。
1980年代の流行り
1980年代は、日本でも経済成長が進み、ファッションや文化が多様化・洗練化した時代であり、振袖もその流れに沿ったデザインが人気となりました。
パステルカラーや金・銀の装飾
1980年代は、明るい色合いが特に人気でした。ピンクや水色、ラベンダーなどのパステルカラーが振袖の主な色として頻繁に使用されました。これらの色は、若々しさや清潔感を演出するために好まれました。
また、金や銀の装飾が多用されました。ラメやビーズ、刺繍などの金銀の装飾が振袖に施され、華やかさや高級感を演出するために取り入れられました。
華やかで派手なメイク
1980年代は、目元を特に強調するカラフルなアイメイクが流行しました。明るいカラーアイシャドウや、グリッターを使ったり、色鮮やかなアイライナーを引いたりすることで、目を大きく華やかに見せることがポイントでした。眉毛はしっかりと描き、太めのラインを作ることで、強い印象を与えていました。マスカラはたっぷりと塗り、まつ毛を長く、濃密に見せ、リップは発色の良いものが使われていましたハイライトやコントゥアリングを活用して、顔の立体感を強調する派手なメイクが特徴的でした。
1990年代の流行り
1990年代は、日本の若者文化やストリートファッションが盛んになり、振袖もその影響を受けて新しいスタイルが取り入れられました。
洋風のデザインが流行り
従来の伝統的な和の要素に加えて、洋風のデザインが取り入れられることが増えました。特にモダンでシンプルなデザインや、西洋風の装飾が人気でした。色合いにも変化が出てきます。従来の明るい色合いよりも、落ち着いたカラーパレットが好まれました。ベージュやグレー、紺色などの落ち着いたトーンが主流であり、シックで上品な印象を与えるデザインが人気でした。落ち着いたカラーパレットの中に、アクセントカラーやアクセサリーを取り入れる文化もありました。特にベルトや帯、小物類などを使って、振袖に個性的なアクセントを加えるスタイルが人気でした。
髪型はナチュラルなアップスタイル
アップスタイルは、1990年代の成人式における主流のヘアスタイルでした。特に、編み込みや巻き髪を使ったエレガントなアップスタイルが人気でした。高い位置で髪をまとめ、ボリューム感や立体感を出すことで、華やかさを演出しました。前髪やサイドの髪をアップにしてまとめ、残りの髪を自然なウェーブやカールにして流すハーフアップスタイルが好まれました。逆に髪を自然なままのストレートやウェーブにして、シンプルで清潔な印象を演出するスタイルも流行りました。
メイクもナチュラルで清楚な美しさを演出
肌は透明感やツヤを与えることが重視され、アイメイクはピンクやベージュ、ブラウンなどの柔らかい色合いを使って、自然な目元を演出することが一般的でした。アイライナーやマスカラも控えめに使い、自然なまつ毛の長さやボリュームを引き出すことがポイントでした。
2000年代~2020年
2000年代
2000年代になると、最近に思えますね。この頃は、プリクラが流行ったり、ギャルファッションが進化していったり、ストラップじゃらじゃらで、ラインストーンで盛りに盛った携帯の人が多かったです。「森ガール」ファッションも流行りました。2000年代の振袖は、多種多様。この頃から自分の個性を生かして、好きな振袖を楽しむ方が多かったそうです。その中でも、小花が散った花柄が流行っていました。また、ギャル系雑誌「小悪魔ageha」が振袖特集を行いその影響が反映されたそうです。蝶の柄を使ったり、ラインストーンが入った重ね衿が流行ったりしました。
アムラー全盛期の大胆なメイク
この頃のメイクは「コギャルメイク」が発展し、目を強調するメイクが流行りました。付けまつげやマスカラは必須アイテム!パールを強調したメイクが多かったのもこの時代です。ヘアーは高さがある盛り髪、茶髪が流行りでした。アムラー全盛期です。黒などのキリッと大人っぽい振袖や、蝶々などを大胆にあしらった柄、小物にラインストーンを使ったものなど、派手なものが増えてきました。
最近の振袖の流行り
SNSの普及により、1人1人の好みが多様化してきていますね。それぞれの好きなものを極められる時代、そしてそれが認められる時代になりました。振袖も同じです。今までのものにとらわれない、お嬢様の個性を生かせる振袖が増えてきました。その中でも、今は大ぶりでインパクトのある柄のものや、モデルさんがプロデュースしたデザインのものが人気です。また、くすみカラーやニュアンスカラーなどの落ち着いた雰囲気のものが増えてきています。
いかがでしたか?
振袖の歴史はとても長く、時代によって流行はさまざま。一生に一回の大切なイベントなので、ご自身の思うおしゃれを突き詰めて思いっきり楽しんでくださいね!
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