今さらですが、ママ振って何?
例年、この時期は年明けに式典を迎える方のママ振のご相談が多くなります。
なので、ママ振の方もご参考にどうぞ、なんて先日書いたものの…
皆様、「ママ振」ってご存知ですか?
ママ振=お母さん、おばあちゃんあるいはご親戚の方のお持ちの振袖です
成人式・20歳の式典にお母さん、おばあちゃん方の持っている振袖を
着ようかな、とお考えの方も多いと思います
最近はお持ちの振袖をそのまま着る方は少なく、
帯や重ね衿、帯締めなど小物を最近のデザインのものに変えることが
流行っています!
振袖はそのままでそれ以外をコーディネートし直すことを「ママ振リメイク」と呼んでいます。
ママ振りリメイクの手順には袖丈のお直しや、クリーニングも含まれます
ではママ振りリメイクをするには何をしたらいいの?
今回はそんな疑問を解決します
①振袖の着付けに必要なものって?足りないものがないかチェック!
先日、振袖着付必需品リストについてブログに書きましたので
そちらも参考にしてくださいね
https://www.firststage.co.jp/furisode/shop/nara/ikoma/blog/179/
見えない部分は上のブログでご説明しましたので今回は
振袖の表に出てくる部分について
・振袖(ふりそで)
・長襦袢(ながじゅばん)
・帯(おび)
・重ね衿(かさねえり)
・帯締め(おびじめ)
・帯揚げ(おびあげ)
・草履
・ショール
・バッグ
振袖以外のものについて順にご説明します。
・長襦袢(ながじゅばん)
長襦袢は振袖の下に着る着物です。
それぞれの振袖に合うように作られているので何でもいいというわけではありません
万が一長襦袢が無い場合は振袖のサイズを計って仕立てるか、
市販のものを購入する必要があります。
ただし、市販のものはMサイズ、Lサイズと言った定番サイズになるので
ジャストサイズにすることは出来ません。
こだわるなら一から仕立てることをおすすめします。
また、長襦袢の衿元には半衿と呼ばれる布を縫い付けるのですが、
昔は真っ白な白襟がスタンダードでした。
最近はほとんどの人が刺繍襟(ししゅうえり)を縫い付けます!
最近はお友達と自撮りで胸元のアップでお写真を撮るので
白衿に比べ刺繍が入ってお顔が華やかになるのでマストアイテムとなってきました。
こちらは肌に直接触れる部分のため長期間つけっぱなしだとシミや変色する場合もあります
その場合は新しい物を付け替えるのがお勧めです
・帯(おび)
帯を変更する人も多いです!
従来は「着物一つに帯三本」と言われ、
一つの着物に対し、TPOに合わせて三つの帯を使い分けていたとされていました。
帯を変えるだけで、全体の印象がガラッと変わるのです。
お嬢様の雰囲気に合う帯を選びましょう。
また、昔の帯は重量があり、固く結びづらい物も多いですが、
最近の帯は軽く、柔らかく、長く作られています。
より凝った帯結びが実現できて、着ている本人にも負担が少なく、
帯の変更はコーディネートの見た目以外にも、メリットが多いのです!
・重ね衿(かさねえり)
重ね衿は伊達衿と呼ばれることもあります
振袖の場合は必ず付けます。
幸福が重なるように、という思いも込められており、
お祝いの場では必需品です。
パールやレースなどが付いたものも最近は人気です!
・帯締め(おびじめ)
帯締めは昔は飾りのついていないタイプが主流でしたが、
最近では飾りが付いているものが人気です!
帯は後ろ姿がメインで、前からの姿は帯締めメインという人もいるくらい、
コーディネートにおいて重要な部分です!
・帯揚げ(おびあげ)
こちらもしぼりタイプ、
ふくれ織タイプと色々種類はありますが、
どちらのほうがよい、という決まりはありません。
しかし、ふっくら見えた方がより振袖の着姿が綺麗に見えるので、
ある程度はボリュームのある物がおすすめです!
非常に繊細な作りの為、
お持ちのものでも、生地が伸びていたり色褪せているものは買い換えましょう。
②サイズ、汚れなどをチェック
羽織っただけでは問題なさそうでも、
着付けると少し袖が短くなったりすることもあります。
せっかくのお祝いの日に、
袖丈があまりにも短い、、、なんてことになると残念ですよね。
特に要チェックの箇所が以下の部分!
・おはしょりが作れるか
・裄の長さが適切か(手の骨のでっぱりに着物のそでが掛かるくらい)
・身幅が適切か
また、汚れに関しては一目では判別できない汚れもあります。
(柄とシミが重なっている、裏地にカビがあるなど)
着用前に一度クリーニングに出すようにしましょう。
ひどいシミにはしみ抜き、裏地の交換などなど気持ちよく着る為の方法があります
私たちプロにご相談ください。
③今と昔のコーディネートの違いを知って今風コーデに仕上げよう
ママ振袖の方に多いのは古典柄の着物です。
古典柄=古いではなく、
伝統的で、長く愛されている、「着物にピッタリの柄」と言ったイメージです
着物なんだから昔のコーディネートでOK?とお思いかもしれませんが、古典柄にも流行があります
着物なので基本的にどの時代でも受け入れられますが、色合いなどは特に流行があるので
出来るだけ今っぽく、トレンドを入れたスタイルにしたいですよね!
コーディネート変更などでの「ママ振りリメイク」が必要不可欠!
一度お気軽にご相談くださいね!
ファーストステージではお手持ち振袖を着用される方を応援するために
お得なママ振プランを色々とご用意しています
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https://www.firststage.co.jp/furisode/lp/
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さて
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