【出先での対処】振袖を着て苦しくない方法 パート1


成人式にはみなさん、振袖を着られます。
今回は、振袖を着た状態で、苦しくなってしまった時の対処法をお伝えします。
どうしても普段なかなか着る機会のない慣れていない
振袖姿で1日過ごすのは大変です。
私自身、成人式当日にしんどくなってしまった苦い思い出があります。。
「着物を着ると苦しい」「気分が悪くなった」、というお話を耳にされるたび、
振袖の着用を控えられたお嬢様方の中には、
ご不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
着物を本格的に着るのは七五三や小学校卒業の頃以来、という方も多いはず。
特に、早朝からお支度をされる方の中には、長時間の着用になる方も……。
また、結婚式の参列などでは長距離の移動が必要になる場合もあるでしょう。
でも、せっかくの晴れ姿での思い出、
華やかなお姿での思い出を「苦しかった」で終わらせたくない!
今回は着付けが完全に終わってからできる対処法をお伝えしていきます!
特に出先でお具合が悪くなったり、苦しくなってしまうと、
焦ってしまい、余計に苦しくなってしまいます。
そんな時にも焦らないよう、
この記事をお役立ていただけると幸いです!
着付けが完全に終わってからできる対処法
どうして振袖は苦しいのか
~たくさんの紐や帯が結ばれて、締め付けられるから~
振袖が苦しいのはしっかりとした帯だけでなく
帯の外側・内側ともにたくさんの紐などが結ばれるためです。
なぜそんなに締め付ける必要があるかと言えば、
ゆとりを作ると着崩れてしまうから。
洋服では存在しない締め付けがたくさんあるので、
着物に慣れていない方にとってはほぼ必ず「苦しい」状態になります。
特に胸周りを締める「胸紐」や、
それ自体に重さがある「帯」などは苦しさに直接関係してきます。
ただ、着付道具も、少しでも苦しさを軽減できるよう改善されたものが登場しています。
「補正パッド入り和装ブラジャー」は
今や必須アイテムです!
補正の役割も果たしてくれるため、タオルをたくさん入れてしんどいなどの
ご心配がありません!
また着物を着た時の着姿も美しいので着物を着るときの必須アイテム!
振袖にぴったり!
苦しくない和装ブラジャーについては詳しくパート2でご説明いたします!
https://www.firststage.co.jp/furisode/shop/hyogo/itami/blog/1239/
負担がかかりにくい姿勢とは?
~着物は「自然に姿勢が良くなる」?~
着物を着ても自然に姿勢が良くなるわけではないですが、
振袖を着た状態での負担を減らすために大切なのは、
「姿勢良く保つ」ことといわれています。
つまり、猫背など「姿勢が悪い」状態だと、
体への負担も大きくなるのです。
普段から猫背気味の方などは特に要注意!
なぜ? と思われる方も多いかと思います。
実は、着付け時、綺麗に着せる為に、
背筋を伸ばした状態に合わせて着付けがされるのです。
だから、姿勢が悪くなってしまうと苦しくなるのです。
着付の間は意識していられるかと思うのですが、
時間が経つにつれ、背筋を伸ばすことへの意識が薄れてしまい、
苦しくなってしまう……ということも多いのです。
肌着、長襦袢、振袖というふうに複数の着物の重さもかかるので、
意識していないと、着物の重さを支えようと、猫背気味になってしまうことも。
苦しいからと楽な体制を求めて猫背になるのは逆効果!
着物を着ても、自然に姿勢が良くなるわけではないのですが、
姿勢が良い状態に合わせて着付けがされるので、
常に姿勢を意識する必要があります。
姿勢を良くするとお姿が綺麗に見えるだけでなく、
体への負担・苦しさも減ります。
着物を着た時は、
いつも以上に姿勢を意識して過ごして下さいね!
それでも苦しい時はどこを緩めたらいいの?
~帯締めや紐、帯の位置を調整する~
姿勢で改善できなかった場合は、
帯に重ねて巻かれている帯締めや、
帯揚げの内側にある胸紐を少し緩めて対処しましょう。
帯締めを緩める時は帯締めを両手でつかみ、外側に引っ張って軽く緩めます。
緩めすぎると着崩れてしまうので注意!
また、飾り結びがされている場合は、崩れないよう注意しましょう。
位置がずれてしまった場合は、
元の位置になるよう調整すると綺麗に見えます。
まだ苦しい場合は、
続いて、帯揚げの内側にある紐を、外側に引っ張ります。
この紐が外から見えていると見栄えが悪くなってしまうので、
調整が終わったら、帯の中に押し込みましょう。
しっかりと手をグーっと入れると収まるので大丈夫です!
そのあとは鏡で軽く帯揚げを整えるとバッチリです
また、みぞおちのあたりに負担を感じる場合は、
帯の位置を調整することで改善できることもあります。
帯の下部を持って下に引き、上部にゆとりを持たせるようにします。
もちろん、強く引っ張りすぎると崩れてしまうので注意。
このときも、帯揚げの内側にある紐が見えてしまっては
良くないので、帯揚げや紐の位置を調整しましょう。
どうしても苦しい場合は、胸紐を結び直します。
紐を直すうえでの注意するポイント
大幅な手直しが必要になるので、ほぼ最終手段として、
覚えておいてください。
結ぶ時に、大きく息を吸って肺を膨らませた状態で締めるのがポイント。
結び目はみぞおちを避けて作りましょう。
肺は呼吸によって伸び縮みするので、
膨らんだ状態で紐の締め具合を合わせておくと楽になるのです。
いざとなったら上記の方法を上から試してみて、
具合が良くなるかどうか試してみて下さいね。
上記のポイントを頭に入れて安心して成人式当日を迎えてください!
成人式は苦しくなく、沢山楽しんでくださいね♪
↓パート2も是非チェックしてください♪↓
ファーストステージ伊丹店では男性袴も
取り扱っております!
男性の成人式・卒業式に!
男性の袴レンタルについてのページはこちら↓
↓男袴撮影限定アルバム商品についてはこちらから